葛飾区教育資料館の廃止は撤回させましょう!

 先日葛飾区は、水元小学校横にある「葛飾区教育資料館」を廃止することを発表しました。

 教育資料館は大正14年に建てられた区立水元小学校の校舎を移築復元したもので、
大正時代のものとしては都内に残る唯一の木造校舎として区の文化財に指定されています。
 教育資料館は、昭和57年まで60年間にわたり校舎として使用されたもので、木造校舎の教室には、当時の授業風景が再現されているほか、 教科書や学用品なども展示されています。
 校舎内には、なつかしい雰囲気の廊下、教室に展示されたベルや文房具などともに、昭和17年4月18日、日本初空襲の際にこの校舎で当時14歳の少年が亡くなり、その機銃弾と弾痕が残されています。
 この歴史的にも重要な教育資料館をなぜ廃止するのでしょうか。その理由は、入館者数の減少や、維持管理費に年間約370万円、老朽化対策を含む耐震補強工事費が約8千万円かかるなどとしています。
区は、9月区議会に廃止条例を提案し決定、その後11月以降に区民へ周知、来年3月末には廃止するという日程を示しています。

このまま廃止させてよいのでしょうか。
存続へ、声をあげましょう。













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