COP25閉幕 日本政府が開催中、化石賞を2回も受賞

国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)が15日に閉幕しました。全体としては削減目標の引き上げが十分な形で盛り込まれず、多くの人々の期待を裏切る結果となりました。

安倍政権は、温室効果ガスの削減目標を検討すらせず、世界から求められている具体的な取り組みを何一つ提起することができず、この態度が世界の足を引っ張っているとしか思えません。

 日本政府は、(1)温室効果ガスの削減目標の引き上げを検討すらしなかった(2)石炭火力発電の廃止どころか、さらに国内での新増設を推進する(3)政府丸抱えで石炭火力発電の輸出をすすめる―こんな態度です。その結果として日本政府がCOP25の開催中、化石賞を2回も受賞することになりました。環境活動家のグレタ・トゥンベリさんが、「本当に危険なのは政治家が行動しているように見せかけることだ」と述べています。まさに、日本政府に対する痛烈な批判です。

日本政府の態度、改めさせなければ!