日本学術会議任命拒否 首相が露骨な政治介入宣言

 昨日の参議院予算委員会小池晃党書記局長が質問に立ちました。
 前日の自民党の質問で、突如飛び出した「事前調整をしていた」との答弁を質すことからはじまりました。「任命前のすりあわせをしていた」「意見交換をした」と、質問に噛み合わない説明に終始した菅首相。調整した事実も内容も語れず、完全に立ち往生し、まともな議論にならず、議事は度々中断しました。
 これまでは任命を巡る問題で、今回は任命前の推薦段階に、政治介入がされている重大問題です。

 首相が今までの国会での説明を根本からひっくり返す議論を突然始めたとして、「議論の大前提が変わった」「これまでの国会の質疑を最初からやり直すべきだ」と、小池晃議員が求めました。