ドイツ新政権が核兵器禁止条約へのオブザーバー参加を表明

今年1月に発効した核兵器禁止条約。米国や中国などの核保有国や、NATO加盟国や日本などは参加していません。こうしたなかNATO主要国のドイツで12月発足する新政権が、締約国会議にオブザーバー参加する方針を表明。参加が実現すれば先進7カ国(G7)では初めて。NATO加盟国の中ではオブザーバーとして参加の意向を示したのは、ノルウェーに続いてドイツが2か国目です。

国連の外交筋は、NATO加盟国の多くが核兵器禁止条約に反対の姿勢を示す中で、主要国のドイツが会議への参加を表明したことは「さらに多くの国々がこの動きに続くはずだ」と期待の声も。日本政府の態度があらためて問われます。